ひどい手荒れや手湿疹で悩んでいる方。
ちょっと私の話を聞いてみませんか?
私は本当に長い年月手湿疹と水疱が破れた後のあかぎれに悩まされてきました。
病院にももちろん通いましたしステロイドも一番強い物を処方されていました。
でも塗ったその時マシになるだけで結局治りませんでした。
しかし今はほとんど手荒れを起こすことはなくなりました。
完全に手が綺麗になったわけではありません。
長年荒れに荒れていたのでやはり何も手荒れしなかった人の手のように美しくはなっていません。
でも本当につらかった手湿疹の水膨れやあかぎれだらけで血が色んな所からでたり痛みに耐えたり、そんなことは今なくなっています。
少し時間はかかるかもしれませんが高価なものは必要ありません。
今手湿疹で苦しんでいる方の参考になればと記事を書きましたのでひどい手荒れでお悩みの方は是非読んでみてください。
お急ぎの方は目次から気になる項目にジャンプできます
激しいあかぎれのような手荒れが治るまでにしたこと

私の手湿疹は10代後半から始まりとてもひどい物でした。
一番ひどい時の写真が残っていたら掲載したかったくらいなんですが全部の指の関節のあらゆるところにひび割れができていて指を曲げると割れたりが日常茶飯事でした。
想像しただけで痛い…
両手の指がそうなっていて(特に良く使う右手)本当に人前に出すとひかれるくらい、まるでホラーの特殊メイクかゾンビの手のようになっていました。
かなりマシになった時の写真が一枚だけ残っていたので掲載しますがましになったといってもひどい状態で人によっては直視できないものだと思いますので痛々しい画像が苦手な方はクリックせず飛ばしてください。(あえて少し画像を小さくしました)
この写真では一部分ですが症状がひどい時は全部の指がこんな状態になっていました。
指どころか爪も炎症でボコボコになってしまい綺麗な手でネイルをしたりする子たちがとても羨ましかったです。
ひどい手湿疹に悩まれている方はきっと病院に通院していると思いますが一時的にしか良くならない事はないですか?
病院の薬も使ったしドラッグストアの手湿疹の薬も使ってみたけど治らない…
手荒れにも色々な種類があるとは思いますが私の場合はまず皮膚の下に水疱が出来、耐えられないほどの強いかゆみで皮膚を搔き壊してしまいそれが破れてパックリ割れたひび割れになるタイプの手湿疹でした。
アトピー体質の方ならよくわかると思うのですが我慢が出来ないレベルのかゆみなんです。
強いステロイドを使ったその時は一時的に傷は塞がるんですが肌が弱くなった状態なので結局すぐにまたひび割れて…を繰り返していました。
そんな状態が長く続いていましたが色々試行錯誤し、今現在これくらいまで改善することができました。


かなり良くなってるね!よかった!
セルフジェルネイルも楽しめるようになりました。
炎症がひどかった部分は爪のボコボコや色素沈着がまだありますがあの激しい痛みや痒みに苦しめられることはなくなりました。
手湿疹の原因を考えて改善するまで

ここまで手荒れが改善した方法についてですがとりあえず自分の肌に合ったもので保湿は絶対にこまめにしてください。
保湿しても全然良くならないから困ってるのに!そんなのとっくにやってるよ!
と思うかもしれません。
実際私もそう思って長年苦しんできたのですごくわかります。
保湿しても保湿してもすぐにカサカサになっていたちごっこですよね。
私はあまりにもひどい状態が良くならないのでなぜ手湿疹・あかぎれが良くならないのかもう一度向き合うことにしたんです。
手湿疹が起きてしまった原因は人それぞれ違うと思います。
- 水仕事や薬剤を使う仕事などの皮膚に直接もたらされる刺激が原因
- アトピー性皮膚炎など元々の肌の弱さ
- アレルギーによるもの
など原因は様々ですが私はお医者様ではないので医学的な詳しい説明は控えさせていただきます。
アレルギーや薬剤を取り扱う仕事に関しては大元を絶たなければならないのですが、手湿疹が起こっている方の多くは水仕事やアトピー、肌が弱い方が多いのではないかと思います。
そんな場合には本当に保湿をきっちり出来ているかが症状に大きく関わってきます。
なぜ保湿がそんなに大切かというと、慢性的な手湿疹の方はお肌のバリア機能が著しく低下しているからです。
バリアがなくなると肌の防御力が落ちてしまうので少しの刺激で荒れてしまうのです。
そこで私は肌の表面を保護するために国内で販売しているハンドクリームを安い物から高価な物までかなりの数を試しました。
荒れに荒れてあかぎれにまでなっているので良い香りが付いているものは刺激になるのか合わなかったですし無香料やお肌に優しそうなものでも実際使ってみるとあまり肌に合わないなど保湿クリーム選びにも困っていました。
そんな症状がひどい時に最初に私の肌に合っていたのはアベンヌのハンドクリームでした。
これは今現在は私のイチオシではないものの二番目に気に入っているハンドクリームです。
香りも付いていなくて保湿力も高いのでしばらくの間はアベンヌを愛用していました。
ですがなにせ頻繁に保湿するとなると量を沢山使うので金額的高くなってしまうなぁと困っていました。
こまめに保湿するのが重要だもんね
そんな時に見つけたのが【セタフィル】でした。
量がたっぷり入っていて成分も顔にまで使えるくらい優しいんです。
アベンヌは100g程でセタフィルはなんと560g程あります。
セタフィルに関しては1個で買うよりも2個セットで購入した方がかなり安くなるので2個セットでの購入をオススメします。
新生児から使用できるベビースキンケアシリーズも発売されているので赤ちゃんと一緒に使いたい方はそちらでも良いかもしれません。
市販のハンドクリームは塗っても塗ってもすぐ水分がなくなっていたのですが(これは商品が悪い訳ではなく私の肌がひどい状態だったせいです)セタフィルは高保湿ヴェールでうるおいを閉じ込めてくれることと容量が多いため気兼ねなくガンガン使えることがとても良かったのです。
私にとってセタフィルはコスパ最強の神クリームであり、きっと一生使っていくと思っています!
私は肌が乾燥でカピカピの時は処方されたヒルドイドローションなど肌の負担にならなさそうなものでしっかり水分を与えた後に蓋をするような感じで使用していました。
ただハンドクリームを塗るだけではお肌の水分量が足りないのでまずは水分で満たしてから蒸発を防ぐようにクリームで蓋をする方法が一番良かったです。
モイスチャライジングローションの方はクリームよりもみずみずしいのでセタフィル一本で済ませたい場合はそちらもおすすめします。
もし現在あかぎれだらけで痛い時はまず一旦ステロイドなど病院で処方された薬で生傷を治療してから使用することをおすすめします。
無理に完全にステロイドを絶つ必要はないです。
傷を塞ぎ保湿を丁寧にするようになると少しづつバリアが復活してステロイドを使う頻度が低くなっていくと思います。
ひどい時はきちんと医療機関にかかることが大切です。
cetaphilセタフィルとは?

セタフィルは敏感肌の方々に向けて1947年にアメリカのLoius Schleuseという薬剤師によって作られました。
なんと80年近い歴史があり、皮膚科医や医療専門家と敏感肌用スキンケア商品を開発している商品です。
※セタフィルにはナイアシンアミド(ビタミンB3)パンテノール(プロビタミンB5)グリセリンが配合されておりお肌のバリア機能をサポートしてくれます。
※皮膚コンディショニング成分、保湿成分
美容に興味のある方はご存じだと思いますがナイアシンアミドはシワやシミ予防などで昨今人気のある成分ですよね。
セタフィルでは【皮膚のコンディショニング成分】として配合されています。
セタフィルの主要成分は
ナイアシンアミド【うるおいの元を与える】
パンテノール【うるおいで満たす】
グリセリン【うるおいを逃がさない】
トコフェロール
シアバター
ヒアルロン酸
セラミド
アロエベラ
アボカドオイル
スウィートアーモンドオイル
※上記すべて皮膚コンディショニング成分、保湿成分
などでどれもお肌を健やかに保つことのサポートになる成分です。
クレンザーやローションなども展開があり使用したこともありますが、私は特に【セタフィル モイスチャライジングクリーム】と【セタフィル モイスチャライジングローション】を愛用しています。

クリームはこんな感じのテクスチャです。

こっくりしたクリームなのでそのままでも使用できますし顔のお手入れの最後に蓋としても使用できます。
私はこのクリームを小さな小分け容器に入れて携帯しています。
出先で目の下や口元などのかさつきが気になった時に使えて便利です。
モイスチャライジングローションの方はポンプ式になっていてテクスチャは乳液とクリームの中間くらいです。
私は手に塗った後に顔にモイスチャライジングローションを塗ってから就寝しています。
翌朝のお肌はしっとりした感触でお肌に水分を保つサポートをしてくれていると感じます。
まとめ

容量が多いのにお値段もお手頃、かつ敏感肌の方に向け作られた商品で顔にも体にも使えるセタフィル。
時間はかかるかもしれませんが保湿をする習慣で健やかなお肌をサポートしてくれるでしょう。
高い保湿力を求めている方に是非使ってみていただきたいです!